博多・長崎社員旅行(2019.7.12~7.14)

7月12より2泊3日で社員旅行に行って来ました。 今年は国内が人気で博多・長崎でした。 国内といっても九州ともなると街路にソテツが生えていたりやはり雰囲気が違います。

今年もフリーウェイツアーの安部さんと現地では西鉄観光の大神ドライバーさん、権藤ガイドさんにお世話になりました。”福岡”という地名は黒田長政が山に築城した際、城名に自身の出身地備前国福岡庄にちなみ、また”福をおく”として縁起も良いとしたのが由来だそう。

 

 

 

福岡空港は街にとても近く便利。 その為福岡市は158万人都市にもかかわらず通常大都市にあるような高層ビルがないとのこと。 福岡空港に着くとすぐ福岡タワーに向かいました。 福岡タワーからは魏の国から倭の国の王に送られたといわれる金印が発見された志賀島も見ることができます。※写真はマリゾン

     

 

 

『博多割烹かじ』にて呼子のイカの昼食。 新鮮な剣先イカをヤリイカと呼ぶのだそう。 触ると動いたり皮膚の色が変わったり、まだ生きて歯応えがあり美味しかったです。

 

 

 

太宰府天満宮 ~  政略により無実ながら京より流された菅原道真公の墓所。 亡骸を牛車に乗せ、牛が止まったところに埋葬するよう言い遺し牛が止まったその場所。その後道真公の無実が証明され天神さまとして祀られるように。

三大祇園祭といわれる博多祇園山笠の追い山笠ならしを見る予定でしたが戻りの道が混み、残念ながらバス内からチラッとだけ見ました。 “追い山ならし”は7月15日本番の追い山に向けた予行演習みたいなもの。わずか20数人が舁き山を担ぎその担ぎ手が走りながら交代し櫛田神社までのタイムを競うというスペクタクルな祭り。疫病が流行った1241年、承天寺の聖一国師が施餓鬼棚に乗り祈祷水を撒いたのが起源とされる。山笠が次々と櫛田神社に入り一番山だけが奉納の唄”博多祝いめでた”を唱和するという想像しただけでも格好いい!

輪切りの胡瓜が山笠の祭神・祇園神(スサノオノミコト)の神紋に似ている為山笠期間中はきゅうりを食べてはいけないのだそう。※写真は飾り山笠

 

 

 夕食は『博多華味鳥』にて水炊き。水炊きといっても我々が思っている水炊きとは全然違いました。”華味鳥”というブランド鳥をくつくつと煮、まずはスープだけを味わう。その後もスタッフの方に作って頂き全て美味しく頂きました

       夕食後は各々中洲へ・・・

 

 

2日目はあいにくの雨 高速道路で移動し柳川で川下り。船頭さんのお話しと唄がとても良かったそうです。堀沿いの景色がとても雰囲気があって社長と「新潟もお堀を遺せば良かったのにね」とお話ししながら散策しました。

    

 

柳川藩主立花邸『御花』で鰻の昼食 鰻がそんなに得意な方ではない私も完食するほど美味しかった。 立花邸は、この時代にこの造り!?と思うくらい豪奢。

     

軍艦島ミュージアムの後、大浦天主堂とグラバー園へ・・・・グラバー邸は改装工事中のため残念ながら見れず

     

夜は矢太楼南館で懇親会。長崎間グローバル建機(株)様とフリーウェイツアー様より差し入れをいただきました。船盛はどどどどどーんとすべての卓上に!大変ご馳走様でした。

   

最終日はハウステンボス                                                 建物の煉瓦はすべてオランダからのお取り寄せ。取り忘れてしまいましたが、レモンステーキがすごくおいしかった。みんなでワイワイアトラクションに行き、楽しかったです。

  

 

恥ずかしながら博多祇園山笠祭りのことを、今回の旅行で初めて知り、戻ってから調べてみると、衣装にもいろんな意味や役割があったり、お祭りの期間は「キュウリを食べてはいけない」というタブーのほかにもタブーがあったりして、とても興味深いので、気になる方は調べてみると面白いと思います。

長崎は聞いていた通り、坂が多かった。でも石畳が年月とともに優しい趣を奏で、そしてとても綺麗だった。長崎くんち もいつか見れたらいいなぁ~。

”歴史・文化を守りつつ活用する”そんなところが新潟にももっと必要なんじゃないかと考えさせられた旅行でした。

By 事務員S女  &写真協力T所長